うつの症状を悪化させるかもしれない周囲の対応

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こんにちは!元うつでHSPの心理カウンセラーちえです。

今回のテーマは「うつの周囲の人の関わり」です。

うつや心に不調をきたしている本人はもちろんつらい思いをしていますが、その家族をはじめ周囲の人も様々な苦しい思いを持っているのも事実。ですが、関わり方によってはうつの症状が悪化したり、もっと心を閉じてしまったり、悪い方向に進みかねません。

今回は周囲にうつや心が疲れている方がいて「どうすればうまく付き合えるんだろう…」と悩んでいる方にぜひ読んでいただきたい記事になっています。

今回は私がうつを発症していた時の周囲の人の関わり方をベースにお話していきます。

ただ、全ての方に当てはまる訳ではないと思うので、一つの成功例として参考にしていただければ嬉しいです。

こんな悩みを持つあなたに読んで欲しい

ちえ

こんな悩みはありませんか?

ちえ

うつで休んでいるのに家族から「怠け者」と言われたり

上司から「心が弱い」と言われたり

友人から「そんなんでうつになるなんて、頑張りが足らない」と言われたり

悩ミ

あるある…すごい否定されたように感じて悲しくなります…

そうですよね。厳しい言葉を言われると悲しい気持ちになりますよね。

言葉をかけた方からすると励ましや応援のつもりであっても、その言葉を受けた方は心が疲れていて苦しんでいる状態と相まって必要以上に自分を責めてしまうことに繋がりかねません。

言葉をかけた周囲の方も、言葉を受けたうつを発症中の方も「うつを回復させたい」という思いは同じはずなのに少しのボタンの掛け違えで症状を悪化させてしまうのは避けたいところですよね。

こんな言葉がけはNG!

私自身の体験をベースにうつを悪化させるかもしれない言葉がけについてご紹介していきます。うつを発症したからこそ伝えられることもあるかと思うので、参考になれば幸いです。

否定や批判

例えば…
  • そんなんじゃだめだよ
  • 心が弱いなぁ
  • 怠けてばっかり
  • 今のあなたはあなたらしくない

否定や批判は本当にいい結果を生みません。励ましの意図であっても、全く意図通り伝わらないので避けた方がいいです。

ほとんどの場合がうつの方はうつになっている自分に対して、こんな自分はダメだと否定的に捉えています。そんな中で周囲の方から同じように批判的や否定的な言葉を受けると「やっぱり自分ってダメなんだ…」と更に否定的になりかねません。その心の負担はうつの悪化として表面化する可能性が高いです。

○○してみれば?(提案)

例えば…
  • 外出してみれば?
  • 誰かに会ってみたら?
  • あなたの好きな△△食べてみれば?
  • いっそ思い切り寝て過ごして見れば?

このような「○○してみれば?」という提案は「気分転換になるかも」という気持ちで発する方が多いのではないかと思います。

ですが、否定的な思考が頭の中をしめているときは逆効果だと私は考えています。

それは、自分が自分自身に対して否定的に捉えているときに提案をされると、家にいることを「迷惑」と思われているのかな?とか今の私じゃダメだって思われているんだなとか言葉のその奥にある気持ちを否定的に考えてしまって、それがまた心に負担に繋がる可能性があるからです。

頑張れ!(励まし)

例えば…
  • お前はもともとすごいんだから、頑張れ!
  • うつなんて気の持ちようだ、頑張ろう!
  • とにかく頑張れ!

うつ関連の書籍や動画などでもたびたび目にする「頑張れ」という言葉ですが、私もこれはタブーだと思っています。

生活リズムがくるっていてたとえ怠けているように見えたとしても、心の中ではうつに対して向き合っていて葛藤している方がほとんどです。

私もそうでした。どうすれば気持ちが前を向くだろう。どうすれば日常生活に戻れるだろう。どうすれば仕事に行けるようになるだろう。そんな思いと毎日向き合って、でも、思うようにできなくて自分に対して否定的になって…こんな風に目に見えなくても頑張っているんですよね。

そんな中で受ける「頑張れ」という言葉は、やっぱり理解してもらえないんだなと心を閉ざしてしまうことに繋がりかねません。

私が救われた「ペースを守る態度」

「私の場合はどうだったのか」というのを最後にお話すると、私がうつを克服できた1つの要因に「周囲のペースを守る態度でいてくれたこと」が大きく起因していると感じています。

家族から提案や励ましの言葉はなかったですし、今までと何ら変わらない態度でいてくれました。そして、私から「○○してみようかな。」というまで待ってくれました。うつ期間というのは本当に気分の浮き沈みが激しかったので、私自身のペースを守ってくれたというのはすごく有難かったです。

そして、私から意欲的になったときには、否定や批判をせずに応援してくれました。また、自分で自分の行動を決められたということも行動や意欲に大きく繋がりました。


もし家族や周囲にうつや心が疲れた方がいるのであれば、その方のペースを守って「見守る」スタンスで関わってみてはいかがでしょうか。

周囲の方も同じように悩んで葛藤して苦しまれていると思うし、見た目は怠けているように見えるのでついつい口を出したくなることってたくさんあると思うんですが、本人はすごく頑張っていると思いますので、ぜひ温かい気持ちで見守っていただけると本人にとっても安心感につながるんじゃないかと私は思います。

今回の内容をYoutubeでもお話しています。

動画は、私のお伝えしたいことの微妙なニュアンスまで伝えることができるので個人的にはすごく好きです。

今回の「周囲の方の関わり」については21:00~となっておりますので、その部分だけ見たい方はスタートを調整してご覧ください。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。いかがでしたでしょうか。

うつの本人だけではなく周囲の方も悩んで葛藤して苦しんでいると思いますので、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

私はあなたもあなたの周囲の方も応援しています。

うつは適切な対処をすれば回復する病気です。だけど同時に目に見えないからこそ理解してもらいづらい病気であることも確かです。闇の中で希望になりうる安心できる存在というのは、本当に貴重だと思いますので、できることからぜひ実践いただければ幸いです。

私のうつ体験をベースとしてうつから回復した方法も記事としてまとめてあります。よければ、こちらもご覧ください。

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