こんにちは!元うつでHSP(HSS型HSE)の心理カウンセラーちえです。
今回のテーマは「HSPさんの特殊能力について」です。
当サイトや私が運営するYoutubeチャンネル「ちえいろ」でもテーマとして取り扱うことの多いHSP。
芸人の田村淳さんや俳優の要潤さんといった芸能人が自身がHSPであることを公表したり、SNSについての発信が増えていたり認知が進んできていると感じる反面、どうしてもネガティブな面がクローズアップされすぎていると感じるところがあります。
ですが、もちろんネガティブな面ばかりではありません。
HSPさんは特殊スペックと呼ばれるようなポジティブな面も沢山持っています。
こんな悩みを持つあなたに読んで欲しい

HSPな自分に自信が持てない
HSPな気質が起因で生きづらさを感じている
HSPが治ればいいのに…と感じている

HSPは病気じゃないので治るものではないとは分かってはいるんですが、ツラい時は「HSPな自分、やだな」って思っちゃうときあります。
HSPさんは自分に自信が持てず、それが原因で生きづらさを感じてしまいやすい傾向があります。生きづらさを感じている人がその解消法を知るために情報を探している場合が多いので、ネガティブな情報が多くなるのは当然のこと。
ですが、冒頭でもお話した通りHSPさんは自身でも気づいていないすごい能力をたくさん持っています。
今回はHSPさんの自己肯定感をマシマシにするためにHSPさんの特殊能力を7個紹介します!
HSPの特殊スペック
洞察力・観察力
HSPの特徴である「人一倍繊細」を言い換えると「変化を敏感に感じ取ることができる」ということ。
例えば、同僚からの朝一番の「おはよう」という挨拶。表情や声のトーン、言い方やしぐさがいつもと違うことに気づいて、今日は機嫌が悪いのかな?とか悩んでいることがあるのかな?とか逆にいいことがあったのかな?といった風に敏感に察知できる特徴があります。
もちろん同僚に限った話ではなく、まだ満足に言葉が話せない幼児やそもそも言語でコミュニケーションの取れない動物や自然に対しても同じように些細な変化に気づきやすいです。
変化を感じられることによって人の気持ちの機微を感じられるようになり、人間関係を円滑にすることに繋がります。
「周囲の感情に気を使いすぎてしまう…」と感じる時もあると思いますが、あなたの気遣いや心配りで救われている人がきっといるはず。生きているだけで誰かに貢献している。そう思うと感じ取りすぎてしまうこの特徴もいいのかもなって思えてくるかもしれませんね。
想像力・発想力・創造力
HSPさんは感性が豊かでアイデアマンです。
これは刺激を敏感に受け取り、それに対してどうすればいいのかを考えることができるからです。言い換えると、不快にしている誰かを見て、どうすればその不快を取り除くことができるのかを考えることができるということ。
例えば、「コロコロ」とも呼ばれるカーペットシート。我が家でも大活躍のアイテムです。
このコロコロ、倉庫でガムテープを裏返しにして輪にし、ホコリを取って掃除していた姿を別の社員がみたところから商品開発が始まったそうなんです。この開発チームの方がHSPであるかは不明ですが、誰かがやりにくい、面倒と感じることを解決する方法を開発したからこそ大ヒットの繋がったんですよね。
この例からも分かるように、想像力や発想力、想像力はビジネスや商品開発ではもちろん、日々の生活の中でもより過ごしやすい空間を作るために効果的な能力です。
あなたが普段当たり前にライフハックしているものも、もしかしたら大ヒットにつながる発明かもしれません。
探求心
HSPさんは興味のあることへの探求心がものすごく強く、時間を忘れて没頭してしまうことがあります。
例えばチョコレートに興味を持ったとすると、歴史や生産環境、産地での違いや製作工程、カカオ成分や健康への影響、栄養素、販売店のこだわり、オーガニックとの違い、どういう食べ方があるのか…などただおいしければそれでいいで終わらせるのではなくて、その背景を知りたくて探求してしまいます。
その結果、同じチョコレートを食べるという行為でも感じる味の奥行やチョコレート同士の微妙な味の違いの根拠に気づけたり、チョコレートの世界を存分に楽しむことができます。これは何かを追求して極めるという点においては非常に重要なスペックですよね。
共感力・傾聴力
共感性が高く相手の立場に立って気持ちを察知することができるHSPさん。相手に対して批判や否定をしない人が比較的多いので、相談事をされやすい傾向があります。
HSPさんにとっては相談に乗る場は刺激が多く負荷がかかるので負担に感じる場面が多いかもしれませんが、相談してきた相手にとってはすごく救われる場なんですよね。これはあなたの共感力や傾聴力が相手の役にたっている証拠です。
また、この共感力の高さによって映画やドラマ、音楽などの芸術へ感情移入しやすいという特徴があります。人より感動したり、人より泣いてしまったりその作品の深い部分まで捉えることができます。
感情の高ぶりを抑えられず泣いてしまう自分が恥ずかしいと感じてしまう方もおられるかもしれませんが、それだけその作品を満喫できている表れだと思いますし、表面的に受取よりも贅沢な経験なんじゃないかなと個人的には感じます。
視野の広さ・思考力
HSPさんは、物事を多角的に捉えたり、いろんな場合を想定していくつもプランを立てることができたり、広い視野を持ち、問題解決能力に優れています。
一つの商品を見ていい点と悪い点を考えたり、AプランだけではなくBプラン、Cプランといくつも想定できるのはトラブルを未然に防ぐリスク回避能力に繋がります。
考えすぎて行動を起こすまで時間がかかる…という悩みを持たれている方もいるかもしれませんが、多角的に状況を見て起こりえるトラブルを想定して判断できるというのは何か起こったときに焦らなくなりますし、そもそもトラブル自体起こりにくくなるので実は凄い能力なんです。
集中力・没頭力
HSPさんは集中力や没頭力があります。ただ、これはHSPさん自身が落ち着ける環境下で!という条件付きではありますが。
没頭状態になれるというのは、自分の最大限の能力を発揮できますし、むしろそれ以上の時もあるのではないかと感じます。つまり、仕事の質やパフォーマンスが高いということ。
ですので、集中して何かをしたい時は極力他の刺激を排除して取り組んでみてください。
また、前述した探求心や思考力のパフォーマンスを最大限発揮することにもつながる力です。
自分が没頭状態になれる環境はどのような環境なのか。を知っておくことは更なるパフォーマンスアップに繋がります。
暇を楽しむ心
地味なようですが…私個人としてこれは結構大きなスペックだと思っています。
HSPさんが自分らしくあるために重要なのは一人の時間です。HSPさんにとって一人の時間は苦ではなく、むしろ「一人」を楽しめるんです。
自分の行動を選択して実践するのは、自分軸で生きるためには重要なスペックです。HSPさんが普段当たり前に取っている一人の時間ですが、これは自分軸で生きることができている時間ということ。
ですが、他人と一緒にいると、その人の変化を敏感にキャッチしてしまうし、相手の心地よさを先回りして提供しようとしてしまうんです。これは完全に相手軸の行動です。相手に貢献できているのを感じるので善い行動を感じやすいのですが、HSPさんはそれが過剰になりすぎてしまうため人といることに疲れてしまいがちです。
これは、自分軸で過ごす時間が心身ともに必要であると感じている証拠です。それは言い換えると自分に正直に在れているということなんです。
つまり、暇を楽しめる心というのは、相手軸も自分軸も大事にできるというすごい能力なんです。
現代って個の時代でありながらオンラインサロンやSNSなどで人とのつながりを求めている時代なんですよね。
HSPさんの中には、過剰な人との繋がりに疲れてしまう方も一定数おられると思います。周囲と関わりたいと思わないことに生きづらさを感じる瞬間もあるかもしれませんが、それでいいんです。自分一人の時間を大事に出来ている、自分の時間を楽しめるというのか一つの才能だと捉えてみてくださいね。
Youtubeでもお話しています
今回の内容をYoutubeでもお話しています。
私もHSPなので、大きな声では言えませんが…HSPさんってすごいんですよ!本当にすごい能力をたくさん持っているのに、自分でそう思えないのもHSPさんなんですよね。基本ネガティブに捉えがちなので。
だからこそ、「私はすごいんだ!」って少しでも感じていただきたいです。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回HSPさんの特殊スキルを紹介しました。
普段ネガティブに感じていたHSPの特徴も見方を変えるとポジティブであなただけの能力に変わるかもしれません。この動画をきっかけにしてあなた自身が自分を好きになるお手伝いができれば嬉しいです。
この他にもYoutubeでは自分のネガティブな一面と上手く付き合っていく方法についてお話しています。
リアルタイムで見ていただけるのはYoutubeだけなので、良ければチャンネル登録お願いします。
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