こんにちは!元うつでHSP(HSS型HSE)の心理カウンセラーちえです。
今回のテーマは「HSPが疲れてしまう職場」
同じ業種でもどんな職場で働くかによって働きやすさは天と地ほど違います。
1日の中で仕事をしている時間が約3分の1だとしたら、人生レベルで考えてもかなりの時間職場にいることになりますし、睡眠時間をのぞいたら同僚と過ごす時間はもしかしたら家族と過ごす時間よりも長いかもしれません。
人一倍刺激を受け取りやすいHSPさんにとって職場環境から受ける刺激はものすごく大きく、プライベートにも大きく影響を与えます。だからこそ、自分に合った職場環境を選ぶことが重要です。
ですので、今回はHSPさんの特徴を踏まえてHSPさんにとって回避した方が良い職場を紹介します。
こんな悩みを持つあなたに読んで欲しい

仕事に行くと疲れすぎる
職場が居心地が悪いけれど理由が分からない
転職を考えているけれどどんな職場がいいのか分からない

仕事始めてみないとどんな職場なのかって実際分からないですよね…
でもどんな職場を避けた方が良いのか事前に知っておくのは良いかも。
悩ミさんのおっしゃるとおり、職場環境は実際働いてみないと実態が分からないことの方が多いかもしれません。
ですが、どういった職場が自分に合っていないのか、自分はどんな職場を回避した方が良いのかを事前に知っておくことで転職時、就職時の選択基準の一つにすることができます。
普段はスルーしてしまう些細なきっかけから職場の雰囲気を推測できるようになったり、面接官の人柄や口調、しぐさから指導環境を予想することで未然に回避できるようになるかもしれません。
HSPさんが回避すべき職場7選
上司が怒りっぽい
- トップダウン志向が強い
- 上司が自分のことしか考えていない
- 責任転嫁が多い
- 上司がイライラしやすい
- 些細なミスで必要以上に怒られる
- 上司から監視されている
このような職場はいつ怒られるか分からず常に気を張ってビクビクした状態になりやすいです。必要以上に精神力や気力を消耗してしまいます。
また責められる機会が多いと自分への自信が薄れてきて「どうせ自分なんて何やっても上手くいかない」とか「頑張っても責められるならやる気が起こらない」といった無気力やネガティブ思考に繋がりやすいです。
その状態が一定期間継続すると、上司に怒られないための仕事をするといったスタンスに変わってきてやりがいや楽しさを感じられなくなってしまうかもしれません。これではいつか心が疲れてしまいます。
また、HSPさんにとって誰かに監視されている観察されている状況はとても苦痛です。見られていることが気になって自分の仕事が手につかず、集中して取り組めなくなります。それによりミスが多発してしまいそのミスをまた上司に怒られる…こんな悪循環になってしまうかもしれません。
悪口が多い
- 噂話が多い
- 勝負マインドの人が多い
悪口やうわさ話が多い職場はどこで何を言われているのかが分からず、同僚や上司を信頼できなくなる可能性があります。いつも疑って仕事をするというのは気力を消耗してしまいます。
HSPさんは悪口を言うのも聞くのも好きじゃない人が多いです。ですが、気遣いの人でもあるので誰かが言っているうわさ話や悪口を聞いてしまいがちです。そういった会話の場に参加してしまう(HSPさん自身の意思でなくても)ことで職場の人間関係のトラブルに巻き込まれたり、全く根も葉もないうわさを立てられたりしてしまうかもしれません。
また、勝負マインドの人が多い職場だとHSPさん自身がその気がなくても勝手に勝負に参加させられている場合があります。勝負や競争があると本来の力が発揮できないHSPさんにとっては普段であれば考えなくても良いことを無理やり考えさせられている状態となり心の消耗が激しくなってしまいます。
信頼できなかったり、蹴落とし合いの環境はHSPさんにとってすごく疲れてしまいます。
人間関係が濃い
- 過干渉
- プライベートでの集まりが多い
- 大学のサークルのようなノリ
仕事以外のプライベートでも遊びに行ったり飲みに行ったり、境界線があいまいな職場もHSPさんにはおススメしません。
それはHSPさんにとって人と一緒にいるだけで負担が大きく疲れてしまうので、勤務時間はお金を稼ぐためと割り切って頑張っている場合が多いからです。もちろんすべてのHSPさんがこれに当てはまるわけではないですが…(とりわけHSEさんは集まりに積極的に参加するかもしれません。)
そんな傾向のあるHSPさんにとって、仕事以外まで一緒にいようとするというのは「ちょっと意味が分からない…」というのが正直なところです。ですが、相手の手前、強く否定することもできないし、付き合い悪いと言われるのも嫌なので1回くらいは集まりに顔を出そうかなという人も多いのが事実。でも頻繁過ぎると断るのも気を遣うので誘いを受けること自体が疲れに繋がってしまいます。
同僚同士が仲が良いというのはすごく良いことですが、仲が良すぎるのはHSPさんには負担になりうるので注意ましょう。
ぎすぎすした空気感
- いつもピリピリしている
- 質問ができない空気感
- 雑談NG
- 作業効率だけ求められている
HSPさんにとって自分だけで作業できる職場は集中できるし、刺激を受け取らずにすむので心地よいのですが、いつもピリピリしていて作業効率だけ求められ人間的な揺らぎが許容されない職場はその空気感から刺激を受け取ってしまいます。
ピリピリしている、質問ができない、イライラしているという空気感は心がざわざわして落ち着かなくなってしまいます。これも前述した上司が怒りっぽい職場と同様、いつ指摘されるか分からず常に気を張った状態になってしまいやすいです。
刺激が多い(音、ニオイ)
- 職場の周辺で工事ばかりしている
- 電車の音が頻繁になる
- 人の話し声がずっと聞こえる
- 電話がずっとなっている
- 香水やたばこのにおいが気になる
- 人の出入りが多く口臭体臭を感じやすい
HSPさんにとって人工物の匂いや音は強い刺激となってしまうため、常にそのような刺激を感じる職場は刺激過多になりやすいです。
刺激過多になると、集中して仕事することが難しいためミスが増えたり仕事が手につかなくなる可能性が高いです。
時間に追われる
- 無謀なスケジュール
- 勤務時間と仕事量が合っていない
- 残業は当たり前
- 急な仕事をよく振られる
- マルチタスク
HSPさんは断るのが苦手です。ですので、仕事を依頼されると本当はやりたくなくてもついつい引き受けてしまいます。それに加えて、人を頼るのも苦手なので自分の負荷だけが大きくなってしまいがちです。
またマルチタスクも苦手です。例えばパソコン作業中に電話が鳴ったら、自分が取っていなくても電話の内容が気になって自分の関わった件でトラブルかもしれないと心配事を膨らませてしまい、その結果、パソコン作業が進まなくなってしまいます。
このような時間に追われたりマルチタスクが前提な仕事内容だと集中力を保つのが難しく仕事の質が低下してしまうし、あなた本来の力を発揮できなくなります。
時間が不規則
- 日勤夜勤がある
- 勤務時間がバラバラ
- 長時間労働
時間が不規則な職場や働き方は自分の時間をゆっくりとることが難しいです。HSPさんにとって自分の回復させる時間が短すぎるため疲れが取れずに仕事に行くたびに疲れが増大しているような状態になってしまうかもしれません。
Youtubeでもお話しています
今回の内容をYoutubeでもお話しています。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
HSPは一つの気質であり特徴です。HSPな特徴に合わせた職場選びはHSPさんにとって生きづらさを軽くすることに繋がります。
今回回避した方が良い職場を紹介しましたが、必ずしも珍しい職場ばかりではなくて結構あるあるだと個人的には思っています。読んでくださっている方の中には。まさに今そんな職場にいます!という方もおられるかもしれません。
次回は、職場で疲れてしまう前にした方が良いおススメ行動を10個紹介します。よければそちらも参考してくださいね。
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