HSPとは何?繊細さんの理由はHSPかも

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こんにちは!元うつでHSPの心理カウンセラーちえです。

今回のテーマは「HSP」

芸能人がHSPであることを公表したり、最近耳にするこのHSPという言葉。

言葉は聞いたことがあるけれど、どういう人のことを指すのか。あまり知らない方もまだまだ多いんじゃないかなと思います。

私がうつになったときはこの言葉は全く一般的ではありませんでしたが、HSPはうつや心の疲れと密接にかかわっている概念だと強く感じますので、今回はHSPの定義について詳しくお話していこうと思います。

こんな悩みを持つあなたに読んで欲しい

ちえ

過去にこんなことはありませんでしたか?

ちえ

子どものころ、親や教師から内気や繊細と言われた

友人と会うのは好きだけど、帰ったらどっと疲れる

騒音や強い光が苦手

悩ミ

あ…あるかも。

これまであまり気には留めていなかったのですが…

今抜粋したのはHSPの特徴の一部です。

人一倍繊細で感受性が高いとされるHSPですが、HSPを定義付ける4つの特徴というものがあります。

HSPって何?

最初にHSPとは何なのかについてお話していきます。

エレイン・N・アーロン博士

HSPという概念を最初に提唱したのは、アメリカの臨床心理学者のエレイン・N・アーロン博士でした。エレイン博士が記した書籍「The Highly Sensitive Person(1997)」で発表されました。

書籍の中では、エレイン博士自身がHSPの気質をもち、過去に生きづらさを感じた経験があったということも記されています。

HSPの定義

HSPとは「Highly Sensitive Person」の頭文字をとった言葉です。

感受性が極めて高い人、人一倍繊細な人という意味で使われています。

エレイン博士によればHSPは人口の20%(5人に1人)だと言われ、人以外にも犬、猫、コバエ、鳥、魚、霊長類、馬など100種類以上の動物に同じ気質が見られるとのことです。

私の見解ではありますが、繊細さ、感受性の高さというのは「危機やリスク」にいち早く気づくために備わった、いわば「生き残るための戦略」のひとつなのではないかと感じています。

HSPは「気質」

HSPは先天的な気質の一つです。

気質というのは特徴や特性と同義の言葉です。つまり、陽気、負けず嫌い、真面目、謙虚などといっ特徴と同様にHSPも生まれつき持っているあなたを構成する特徴の一つということです。

生きづらさを感じている人が多い

HSPの人は家庭や職場の中で気疲れしやすい傾向があることから、生きづらさを感じている人が多いと言われています。

また、男女差については、女性より男性の方がつらい思いをしやすいと一般的には言われているようです。考えれる理由としては、男性の方が仕事などで年齢や立場がバラバラな人と関わる機会が多く気疲れする場面が多いことが挙げられます。

HSPはまだまだ新しい概念なので、性格特性との関連性など今も研究が進められています。

HSPの4つの特徴「DOES(ダズ)」

ここからはHSPを定義付ける4つの特徴についてお話していきます。それぞれの頭文字をとって「DOES(ダズ)」と呼ばれています。エレイン博士によれば、今から紹介する4つが全て当てはまらなければHSPではないと定義付けています。

Depth of processing

1つ目のDepth of processingは、考え方が複雑で深く聞いてから行動をするということです。

例えば…
  • 一を聞いて、十のことを想像し、考えられる能力がある
  • 調べ物をはじめると深く掘り下げ、その知識の広さを周りに驚かれる
  • お世辞や嘲笑をすぐに見抜いてしまう
  • 物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかる
  • その場限りの快楽よりも、生き方や哲学的なものごとに興味があり、浅い人間や話が嫌い

つまり、場当たり的な行動はせずによく考えて行動に移すことを指します。

悩ミ

何かを始める時、考えすぎちゃって全然始められない…ってすごい共感します!

Overstimulation

2つ目の「Overstimulation」は刺激に敏感で疲れやすいということです。

例えば…
  • 人混みや大きな音、騒音が苦手
  • 友達との時間は楽しいものの、気疲れしやすく帰宅すると、どっと疲労している
  • 映画や音楽、テレビ番組、本などの芸術作品に感動して泣く
  • 人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
  • 些細なことに過剰なほど驚いてしまう

つまり、音や光、他人からの刺激に大きく反応しやすいことを指します。

Empathy and emotional responsiveness

3つ目の特徴である「Empathy and emotional responsiveness」は、人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすいことです。

例えば…
  • 人が怒られていると自分のことのように感じ、傷ついたり、お腹が痛くなったりする
  • 悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、号泣する
  • 人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や思っていることがわかる
  • 人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
  • 言葉を話せない幼児や動物の気持ちも察することができる

つまり、共感性が高く、感情移入しやすいということです。

ちえ

誰かが怒られているのをみると自分が怒られているような気持ちになること、私もあります!

Sensitivity to subtleties

最後の「Sensitivity to subtleties」は、あらゆる感覚がするどいということ。

例えば…
  • 冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまうほど聴覚が敏感である
  • 強い光や日光のまぶしさなどが苦手
  • 近くにいる人の口臭やタバコの臭いで気分が悪くなる
  • カフェインや添加物に敏感に反応してしまう
  • 肌着のタグなどチクチクする素材が我慢できないほど気になる
  • 第六感がはたらき、よく当たる

つまり、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)と五感から感じる直感が鋭いということです。


この4つ以外にもHSPの可能性が高いと考えられている特徴としては、以下のようなものがあります。

その他の特徴
  • 緊張しやすい
  • 一人の時間が絶対に必要な人
  • 親や教師、上司に「人見知り」や「繊細」と言われた経験がある

HSPセルフチェック

ここではHSPに関する尺度を紹介します。著作権の関係上、項目は全て記載しませんので詳細は引用元のページをご覧ください。

セルフチェックをされる際は注意していただきたい点があります。セルフチェックは、自分にHSPの傾向があるかどうかをある程度把握することができますが、断定や診断を行うものではありませんのであくまで一つの参考として捉えてくださいね。

Highly Sensitive Person Scale日本版

この尺度は、Highly Sensitive Person Scale(Aron & Aron, 1997)の日本語版で19項目で成人(大学生年代以降)の感覚処理感受性の高さを測定します。易興奮性、低感覚閾、美的感受性の3因子で構成されており、7段階評定(まったくあてはまらない:1点 ~ 非常にあてはまる:7点)で行います。

主な項目(抜粋)
  • 大きな音で不快になりますか?
  • 競争場面や見られていると,緊張や同様のあまり,いつもの力を発揮できなくなりますか?
  • 微細で繊細な香り・味・音・芸術作品などを好みますか?

(引用:髙橋亜希 (2016). Highly Sensitive Person Scale日本版 (HSPS-J19) の作成. 感情心理学研究, 23(2), 68-77.)

HSPセルフテスト

エレイン・N・アーロン博士の許可を得て久保言史さんが作成、運営する日本語版サイトではHSPセルフテストを紹介しておりますので良ければこちらもご覧ください。

(引用:The Highly Sensitive Person HSPセルフテスト

Youtubeでもお話しています

今回の内容をYoutubeでもお話しています。良ければご覧ください。

私はThe Highly Sensitive Personのサイトとエレイン博士の書籍にてセルフチェックを行いました。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回はHSPとは何か?をテーマにお話させていただきました。私自身もっと掘り下げたいテーマだと感じましたので、HSPに関連する記事も続々アップしていきたいと思います。


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